白衣の転機

カテゴリ:タイプ別薬剤師適職診断

【体験談】薬キャリで調剤薬局へ転職!電話ラッシュの真相とエージェント併用術

楠木 かなえ

この記事を書いた人:楠木 かなえ

企業・薬局経験のある薬剤師(30代女性)

調剤薬局のイメージ

こんにちは!企業と薬局、両方の現場を経験してきた薬剤師の楠木かなえです。

「今の職場、ちょっとしんどいな…」「もっと自分に合った働き方がしたい!」と思って転職サイトに登録しようとしたとき、「登録した途端に、鬼のように電話がかかってくるんじゃないか…」と不安になった経験はありませんか?

私も少し前までは、どこのエージェントも登録すると電話ラッシュが来るというイメージがあって、すごく怖かったんです。仕事中に着信が何度も残っているのを見ると、プレッシャーを感じてしまいますよね。

今回は、私が調剤薬局へ転職するために利用した大手転職エージェント「薬キャリ」のリアルな体験談を赤裸々に語ります!気になる電話連絡の実態から、メリット・デメリット、そして「絶対に知っておくべき他のエージェントとの併用術」まで、たっぷりお伝えしますね。

まずはおさらい!「薬キャリ」ってどんなエージェント?

《薬キャリの概要》

薬キャリは、医療従事者なら誰もが知っている「m3.com」を運営するエムスリーグループが手掛ける、薬剤師専門の転職エージェントです。業界トップクラスの登録者数と求人数を誇り、薬剤師が転職を考えるなら「とりあえず最初に登録しておくべき王道サイト」と言えます。

《薬キャリのメリット》

  • ✔︎圧倒的な求人数(特に調剤薬局・病院)
  • ✔︎レスポンスがとにかく早い
  • ✔︎コンサルタントの提案力が高い
  • ✔︎最短即日で最大10件の求人を紹介

《薬キャリのデメリット》

  • スピード重視のため急かされる感覚があるかも
  • 求人票の情報量が少しあっさりしている
  • 対面ではなく電話やメールサポートが中心

【実体験】薬キャリを利用!気になる「電話ラッシュ」の真相は?

さて、ここからが本題です。私が調剤薬局への転職のために薬キャリを利用した際のこと。

結論から言うと、電話はかかってきます(笑)。
ですが、「出られない」「今は出たくない」という場合でも安心してください。電話に出ないと、SMS(ショートメッセージ)にアンケートのURLが送られてくるんです!「電話でお話しするのが難しければ、こちらのアンケートに回答してくれればOKですよ」というスタンスですね。

アンケートの内容は、経歴、希望転職時期、転職理由、希望職種といった、口頭の面談でも必ず聞かれる基本的な内容ばかり。これをポチポチとスマホで回答するだけで、第一関門は突破できます。

さらに親切なことに、「電話の希望時間」を聞くアンケート項目も送られてきます。「仕事中にかけられても困るんだけど!」という場合は、ここで自分の都合の良い時間を指定しておけば、その時間帯以外にかかってくることはありません。これは精神的にかなりラクでしたね。

もちろん、本気で転職活動を進めるなら、どこかのタイミングでエージェントと直接お話しして、細かいニュアンスや希望を伝える必要はありますよ。ですが、「登録しただけなのに鬼電かかってきて困った…」という心配はかなり減っているように感じました。

総合転職サイトの「応募しろ圧」について

ちなみに、薬剤師転職専門ではない総合転職サイト(dodaやリクナビNEXT、リクルートエージェントなど)にも登録してみたことがあるのですが、こちらは少し毛色が違いました。

電話こそ頻繁にはかかってこないものの、マイページやメールでの「とりあえず応募しましょう!」という圧がすごいんです。何なら、条件に合うところに勝手に応募されるシステムが稼働していることもありました。

なぜかというと、一般企業への転職は「30社応募して、面接に進めるのが数社、内定が出るのが2〜3社」という厳しい世界だからです。「ちょっとでも気になるなら、迷わず応募しとけ!」というのが総合エージェントの鉄則なんですよね。

もしあなたが「調剤薬局だけでなく、一般企業(製薬メーカーやCROなど)への転職も視野に入れている」のであれば、総合タイプのサイトを利用するのは大アリです。企業系求人のパイの大きさは全く違いますからね。

[総合タイプエージェントに関する記事へのリンクバナー配置エリア]

※dodaやリクルートエージェントなどの紹介記事へ誘導

求人情報が足りない!? 私が「ファルマスタッフ」を併用した理由

話を薬キャリに戻しますね。アンケートや電話面談を終えると、紹介された求人はマイページ上で閲覧できるようになります。

薬キャリさんは確かに求人数は多くて提案も早かったんですが、いざ求人票を見てみると……「あれ?なんか情報量が少なくない?」と感じてしまいました。企業情報に強いと言われるリクナビやマイナビを使った経験と比べても、職場の雰囲気や細かい人間関係の記述が少しあっさりしていたんです。

もちろん、エージェント側は内部情報としてもっと詳しいデータを持っているはずなので、「ここって実際どうなんですか?」と聞けば教えてくれるとは思います。でも、最初から情報が開示されていないことに少し不安を感じた私は、念のためもう一つの大手エージェント「ファルマスタッフ」にも登録しました。

複数エージェントを併用するときの「気まずさ」問題

複数のエージェントに登録して、両方で選考が進んだ場合、スケジュールの管理がちょっと大変になります。そして何より、最終的にどちらか一方の紹介でお世話になる場合、もう一方のエージェントには「お断り」をしないといけないので、すごく気まずい気持ちになりますよね。

でも、安心してください。向こうも商売です。選ばれなかった方は、単に競争に負けただけのこと。こちらが必要以上に遠慮する必要は全くありません!

隠すのは絶対にNG!

「気まずいからといって、他社エージェントを併用していることを隠す」のはやめましょう。面接の日程調整がかぶってしまったり、片方で内定をもらってもう片方の合否を待ってから返事をしたかったりする場合、黙っていると必ず辻褄が合わなくなり、不都合が生じます。

むしろ、薬キャリさんは登録時の最初の電話で「他社エージェントさんで進んでいる案件などありますか?」とサラッと聞いてくれました。業界的にも複数登録は珍しいことではないので、正直に伝えてしまって大丈夫です。

【衝撃】ファルマスタッフの情報力に救われた話

最終的に、私は「薬キャリさんが紹介してくれた求人」の内定を承諾して転職先を決めました。

「えっ、じゃあファルマスタッフは意味なかったの?」と思うかもしれません。
実は、私が薬キャリ経由の内定を決断できた「最大の決め手」は、ファルマスタッフさんからの情報だったんです。

当時、私はファルマスタッフ経由で2つの内定をもらっていました。そのうちの1つが、条件も良くて「ここがいいな〜!」と第一志望にしていた薬局でした。しかし、ファルマスタッフの担当者さんがこっそり教えてくれたんです。

🧑‍💼

「楠木さん、実はそこ、求人を常に出している理由が……管理薬剤師のパワハラなんです」

ゾッとしました。
もしその情報がなければ、私は喜んでそのブラック薬局に飛び込んでいたでしょう。

この決定的な情報のおかげで、私は第一志望を辞退。そして、薬キャリ経由で内定をもらっていた「第二志望の調剤併設ドラッグストア」へ入社を決めました。そこは大手企業なのでコンプライアンスが非常に厳しく、懸念していたパワハラはほぼゼロ。人間関係も良好で、本当に正しい選択ができました。

ファルマスタッフさんにお断りの連絡を入れたとき、私はとても申し訳ない気持ちでした。しかし担当の方は、「事情が事情なので仕方ないです〜!気にしないでください!」と明るく言ってくださいました。
自社経由で決まらない(=売上にならない)可能性が高いと知りながら、私のためにマイナスな事実まで誠実に伝えてくれたファルマスタッフの担当者さんには、本当に感謝しかありません。

「次はぜひファルマスタッフさんで!」と言いたいところですが、おかげさまで今の職場が快適すぎて、当分転職する気にはなれなさそうです(笑)。

〈登録件数が業界No.1なのはやっぱり薬キャリ!〉

1件あたりの求人票の情報量は少し控えめかもしれませんが、「求人数・登録件数」の多さでは薬キャリが圧倒的です。

転職活動は、まず「世の中にどんな求人があるのか」を知らないことには始まりません。まずはスピード感のある薬キャリに登録して、選択肢を広げましょう!大手と中小、両方に登録してそれぞれの良さを活かしながら転職活動を進めていくことで、より深掘りができ、納得のいく転職が可能になります!

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《薬局・病院への転職なら、ファルマスタッフ等の併用がおすすめ!》

私の体験談でお伝えした通り、エージェントは1社に絞らず複数併用するのが、失敗しない転職のコツです。特に「大手エージェント」と「特化型・中小エージェント」を併用することには、以下のようなメリットがあります。

  • ! 大手が持っていないような隠れ求人を、中小が持っていることがある。
  • ! 登録求人数が膨大な分、大手は1件1件を深掘りできないことがある。
  • ! 大手は企業案件も多数持っているため、全国の薬局の店舗や病院にまで足を運ぶことができず、店舗レベルの人間関係や忙しさなどの情報を得られないことがある。
  • ! 大手の担当者は登録者数も多いため、1人1人にきめ細かく対応しきれないことがある。
  • ! 大手は公平性の観点から、できること・できないことのルールが厳しく、中小の方が求職者の希望に柔軟に対応してくれることが多い。

▼ 大手エージェントとの併用におすすめ!
薬剤師特化転職エージェントBEST3 ▼

1

ファルマスタッフ

日本調剤グループが運営。コンサルタントが実際に職場に足を運んでいるため、現場のリアルな雰囲気や人間関係の裏事情まで詳しく教えてくれます。私のパワハラ回避エピソードのように、マイナス情報も伝えてくれる誠実さが魅力です。

2

ファーマキャリア

ただ求人を紹介するだけでなく、求職者の希望に合わせて求人を「創り出す(条件交渉する)」オーダーメイド型の提案が得意なエージェント。優秀なコンサルタントのみを採用しており、年収アップや細かな条件交渉を任せたい方にぴったりです。

3

レバウェル薬剤師

求人の「良いところ」だけでなく、「ネガティブな情報」も包み隠さず伝えてくれる誠実な対応が魅力。入社後のミスマッチを防ぐためのヒアリングが非常に丁寧です。初めての転職で不安な方にも寄り添ってサポートしてくれます。

楠木 かなえ

楠木 かなえ

薬剤師10年 企業経験2年 30代女性

薬剤師として現場で10年、その後企業(オフィスワーカー)として2年の経験を持つ30代女性。現在は派遣薬剤師として、様々な薬局と交流を深めながら薬剤師の転職支援や新しい働き方の提案を行っています。

現場と企業のハイブリッドな視点から、薬剤師の「新しい一歩」を応援します。

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