こんにちは!企業と薬局、両方の現場を経験してきた薬剤師の楠木かなえです。
薬剤師として調剤薬局で働いて10年。毎朝9:00に出勤して、帰るのは終電間際……。そんな過酷な日々にすっかり疲れ切っていた私は、「このまま定年まで現場で立ちっぱなしの生活を続けるの…?」という強い危機感を抱き、一般企業への転職を決意しました。
その時に私が真っ先に登録したのが、大手エージェントの「リクナビ薬剤師」です。
とはいえ、初めての企業転職は本当にわからないことだらけ。「薬局と同じ感覚で受かるの?」「どんな対策をすればいいの?」と不安でいっぱいでした。
今回は、そんなぬるま湯に浸かっていた私が、リクナビ薬剤師を利用してどのようにフルリモートの企業へ転職できたのか、そのリアルな体験談を赤裸々にお話しします!
企業転職に強い!「リクナビ薬剤師」ってどんなエージェント?
《リクナビ薬剤師の概要》
リクナビ薬剤師は、人材業界最大手のリクルートグループが運営する薬剤師特化型の転職エージェントです。リクルートならではの企業との強いパイプを持っており、数ある薬剤師向け転職サイトの中でも「特に企業求人(製薬会社、CRO、医療系ITなど)に強い」と言われています。
《リクナビ薬剤師のメリット》
- ✔︎医薬品関連・ヘルスケア企業の求人に圧倒的に強い
- ✔︎履歴書・職務経歴書の添削など書類対策が手厚い
- ✔︎レスポンスが早く、選考中も新着求人をどんどん紹介してくれる
- ✔︎リクルートグループのノウハウを活かした面接対策
《リクナビ薬剤師のデメリット》
- △企業に強い分、地方の小さな薬局・病院求人は少し弱め
- △連絡のスピード感が早いので、自分のペースで進めたい人は急かされると感じるかも
【実体験】リクナビ薬剤師利用体験談!ぬるま湯からの挑戦
ここからは、私が実際に調剤薬局から企業へ転職した際のエピソードをお話しします。
薬剤師の就職活動って、極端な話「資格さえ持っていれば受かる」と言われるほど緩いですよね。現場に出れば、患者さんへの対応はしますが、いわゆる一般的な「ビジネスマナー」を使う機会はほとんどありません。名刺交換すら慣れていない薬剤師も多いはずです。
私は一応管理薬剤師の経験があり、マネジメント力と仕事のスピードには自信があったのですが……そんな「ぬるま湯」に浸かってきた人間が、果たして薬剤師業界以外の一般企業で通用するのか?正直、ものすごく自信がありませんでした。
書類選考通過率「3割」の壁と、頼もしい担当者
実際、リクナビ薬剤師の担当者さんとの最初の面談で、現実を突きつけられました。
「企業転職の書類選考は、10社出して3社通れば良い方です」と。
薬局なら1社受けて1社受かるのが普通の世界で生きてきた私にとって、この通過率の低さは衝撃でした。「さらにそこから最終面接まで残るとなると、確率はもっと下がりますよ」とも言われ、心が折れそうになりました。
ですが、その後に担当の方がきっぱりと言ってくださったんです。
「でも、ご安心ください。弊社は企業転職に強いエージェントと言われております。書類の書き方から面接の傾向まで、しっかりサポートしますから!」
頼もしい……!!
この言葉に背中を押され、私は本格的に企業への転職活動をスタートさせました。
結果は大成功!薬キャリとの比較で見えた「提案力の差」
リクナビ薬剤師の担当者さんの手厚いサポートのおかげもあってか、結果は大成功!
良くて3割のはずの書類選考を、なんと6割も通過することができたんです。(逆に面接のスケジュール調整が多くなりすぎて、有休を消化しまくって大変でしたが…笑)
最終的に内定を頂けた4社からじっくり比較検討し、念願だったフルリモート&フルフレックスの医療DX関連の仕事をGETすることができました!終電帰りの日々から一転、今は家でコーヒーを飲みながら快適に働いています。
ちなみに、この転職活動のとき、実は「薬キャリ」も併用していました。
ただ、企業転職に限って言うと、薬キャリは新着企業求人の入り方がやや少ない印象でしたね。
リクナビ薬剤師は、選考が進んでいる最中も新着の企業求人がバンバン入ってきて、「楠木さん、こんな求人も出たんですけど、どうですか?」と積極的に聞いてきてくれました。一方の薬キャリは、最初に紹介された求人からほとんど増えず、2ヶ月くらい経ってようやく1、2件新着を紹介された程度でした。
もちろん、薬キャリは「最初に聞き取りした希望条件」に忠実に合わせて紹介してくれているので、希望と全く異なる案件は省いてくれているんだと思います。条件を緩めに伝えていれば、もう少し紹介してもらえたのかもしれません。
〈医薬品業界の求人に強いのはやっぱりリクナビ薬剤師!〉
薬剤師向けの転職サイトの中でも、リクナビ薬剤師は特に「企業向け」と言って間違いありません。
求人数が薬剤師転職エージェントNo.1の薬キャリと比べても、企業求人単体で見れば、リクナビ薬剤師の方が圧倒的に強さ(手駒の多さ)を感じました。
薬局や病院の求人はその分少し少ないかもしれませんが、名の通った大手薬局チェーンなどの求人はちゃんと持っています。ですので、「最悪どこにも受からなかった時のために、大手の調剤薬局で滑り止めを確保しつつ、本命で企業転職を狙う」という戦略も立てやすいですよ!
[リクナビ薬剤師への公式リンクバナー配置エリア]
リクナビ薬剤師で企業求人を見る(無料)《企業転職を本気で考えるなら「総合転職エージェント」もおすすめ!》
企業に行きたいなら、リクナビ薬剤師やマイナビ薬剤師を使うのももちろん良いのですが……
もしあなたが「本気で企業一本に絞って転職したい!」と考えているなら、薬剤師専用ではない「総合転職エージェント」の利用を強くおすすめします。具体的には、doda、リクナビNEXT、リクルートエージェントなどが有名ですね。
ここで、業界のちょっとした裏事情をお話ししちゃいます。
エージェントの報酬のからくり
転職エージェントの報酬(売上)は、基本的に「転職者の決定年収 × 30%くらい」に設定されています。
つまり、一般的な未経験の企業枠(年収400万〜500万程度)に転職させるよりも、薬剤師の資格をフルに活かせる薬局業界(年収500万〜600万以上)へ転職させた方が、エージェントに入る単価が高くなるんです。
だからこそ、薬剤師向けの転職エージェントは、本音を言えば「企業よりも薬局に決めてほしい」という事情があります。そのため、企業を希望していてもさりげな〜く薬局も受けさせようと誘導してくる(笑)ことがあるんです。
なので、「薬局に戻る気は一切ない!絶対に一般企業に行きたい!」という強い意志があるなら、最初から薬剤師の資格にこだわらない求人を豊富に持っている、リクナビNEXTやリクルートエージェントなどの総合転職エージェントを使うのが近道です。
私が実際に総合転職エージェント(doda)を利用した際の体験談も別にまとめていますので、企業転職を考えている方はぜひこちらも読んでみてください!
[doda体験談へのリンクバナー配置エリア]
総合エージェント「doda」を使ってわかったメリット・デメリットはこちら《薬局・病院への転職も迷っているならファルマスタッフ等の併用がおすすめ!》
「企業にも興味があるけど、条件が良いなら薬局や病院への転職も視野に入れたいな…」
そう迷っている方は、リクナビ薬剤師などの大手エージェントと合わせて、特化型・中小規模のエージェントを併用するのがおすすめです。大手と中小を併用することには、以下のようなメリットがあります。
- ! 大手が持っていないような、地域密着型の隠れ求人を持っていることがある。
- ! 登録求人数が膨大な分、大手は1件1件を深掘りできないことがある。
- ! 大手は企業案件も多数持っているため、全国の薬局の店舗や病院にまで足を運ぶことができず、店舗レベルの人間関係や忙しさなどの情報を得られないことがある。
- ! 大手の担当者は登録者数も多いため、1人1人にきめ細かく対応しきれないことがある。
- ! 大手は公平性の観点から、できること・できないことのルールが厳しく、中小の方が求職者の希望に柔軟に対応してくれることが多い。
▼ 病院・薬局転職におすすめ!
薬剤師特化転職エージェントBEST3 ▼
ファルマスタッフ
日本調剤グループが運営。コンサルタントが実際に職場に足を運んでいるため、現場のリアルな雰囲気や人間関係の裏事情まで詳しく教えてくれます。「条件は良いけどパワハラがある」といったマイナス情報も伝えてくれる誠実さが魅力です。
ファーマキャリア
ただ求人を紹介するだけでなく、求職者の希望に合わせて求人を「創り出す(条件交渉する)」オーダーメイド型の提案が得意なエージェント。優秀なコンサルタントのみを採用しており、年収アップや細かな条件交渉を任せたい方にぴったりです。
レバウェル薬剤師
求人の「良いところ」だけでなく、「ネガティブな情報」も包み隠さず伝えてくれる誠実な対応が魅力。入社後のミスマッチを防ぐためのヒアリングが非常に丁寧です。初めての転職で不安な方にも寄り添ってサポートしてくれます。