白衣の転機

カテゴリ:タイプ別薬剤師適職診断

【体験談】マイナビ薬剤師で転職!過労の管理薬剤師が企業と薬局で揺れたリアルな記録

楠木 かなえ

この記事を書いた人:楠木 かなえ

企業・薬局経験のある薬剤師(30代女性)

悩む薬剤師のイメージ

こんにちは!企業と薬局、両方の現場を経験してきた薬剤師の楠木かなえです。

今回は、私がかつて「過労で体調を崩した管理薬剤師時代」に、本気で環境を変えるために利用した転職エージェント「マイナビ薬剤師」のリアルな体験談をお届けします。

「調剤薬局の激務から抜け出したい」「でも年収は下げたくない」「いっそ企業に行ってみるべき?」……そんな堂々巡りの悩みを抱えていた私が、エージェントとの面談を通してどんな決断を下したのか、赤裸々にお話ししますね。

まずは基本!「マイナビ薬剤師」ってどんなエージェント?

《マイナビ薬剤師の概要》

マイナビ薬剤師は、人材サービス大手の「マイナビグループ」が運営する薬剤師に特化した転職エージェントです。就活時代に「マイナビ」を使ったことがある方も多いのではないでしょうか?
その最大の強みは、大手ならではのネットワークを活かした「企業求人の豊富さ」と、全国に拠点を持つ「対面(WEB)での丁寧な面談サポート」です。転職の方向性が定まっていない段階でも、親身になってキャリアの棚卸しを手伝ってくれると評判のエージェントです。

《マイナビ薬剤師のメリット》

  • ✔︎製薬会社やCROなど、一般企業の求人に強い
  • ✔︎担当エージェントのヒアリングがとても丁寧
  • ✔︎履歴書の添削や面接対策のサポートが手厚い
  • ✔︎ドラッグストアなどの好条件(高年収)求人も多数

《マイナビ薬剤師のデメリット》

  • 熱心ゆえに、電話やメールの連絡が多いと感じることも
  • 担当者によって知識やサポート力にバラつきがある
  • 地方の個人薬局などの超ニッチな求人は若干少なめ

《マイナビ薬剤師利用体験談》過労で倒れた管理薬剤師の私

ここからは、私が実際にマイナビ薬剤師を利用した時のストーリーです。

当時、私は新卒で入社した調剤薬局に勤めて6年目。管理薬剤師としてバリバリ働いていた私は、ある時、過労で体調を崩してしまいました。

仕事そのものが忙しかったからと言うよりも、店舗の営業時間が長いため拘束時間が長すぎる上に、当時住んでいた家から店舗が遠いため、物理的に睡眠時間が確保できていなかったのです。
「異動させてほしい」と会社には何度も相談しました。しかし、異動先を考えてくれるという当初の話から二転三転し、結局折り合いがつかなかったのです。

しかし、「業界最高レベル水準の給与」に「管理薬剤師手当」がついているとなると、転職すれば確実に年収が下がるのが頭の痛いところでした。

そんな悩みで転職に踏み切れずにいるうちに、原因不明の高熱が出てしまい、治ってもまた数ヵ月後に発熱の繰り返し……。
高熱にうなされながら、私は本気で転職を考えよう、と思いました。会社が変えてくれないのなら、自分で環境を変えるしかないと。

転職サイト登録直後の「鬼電」にパニック!

そして、熱が下がらず仕事を休んだ日の朝。
熱は高いものの体調は落ち着いていたため、スマホから転職エージェントに登録しました。初めての転職であまりよくわかっていなかった私は、名前を知っているエージェントにまとめて複数登録してしまったんです(笑)。

すると……全エージェントから鬼のように電話が鳴りまくって、本当に驚きました(笑)。

「えっ、転職サイトってこんな感じなんだ…」と困惑。
新卒用の就活サイトは電話なんかなくて、登録すれば自由に求人が見れたのに、中途採用のエージェントはこんなにグイグイ来るのかと圧倒されました。

しばらくして、「そんなことを言っていても仕方がないので、次に体調が良いときにかかってきた電話には出てみよう」と決心しました。

マイナビ薬剤師からの電話。私の悩みを打ち明けると…

その日の昼頃からまた熱が上がってしまい、その日は電話に出られず。そして、翌朝また熱が少し落ち着いたタイミングで着信がありました。
…出ると、その電話は「マイナビ薬剤師」からでした。

私はエージェントさんに、現在の状況と希望を正直に伝えました。

  • 管理薬剤師をしているため、転職したら間違いなく年収が下がることに抵抗があること。
  • 残業が嫌なわけではないが、「残業多すぎ・家遠すぎ・拘束時間長すぎ」の三重苦では流石に続かないこと(しかも残業代が出ていない!)。
  • 普通の企業なら仕事をうまく調整すれば有休が取れるのに、決まった人数がいないと店が回らない薬局業界は働きづらいと感じていること。

私の切実な悩みを聞き、マイナビ薬剤師のエージェントさんはこう提案してくれました。

🧑‍💼

「いくつか、『管理薬剤師候補』としての募集が出ていますよ。
一定期間内(半年〜1年くらい)に管理薬剤師になる約束で、最初から管理薬剤師手当込みの年収になる案件です。」

「大手ドラッグストアさんからいくつか案件が出ているので、ベースも高めですし、大手はホワイトなところが多いですよ。」

「あと、企業に転職したら年収はかなり下がりますが、せっかくの機会ですし、一応企業も受けてみますか?

そう言って、企業案件を1つと、管理薬剤師案件を2つ紹介してくれました。

これまで薬剤師の資格だけを頼りに生きていた私は、「企業でちゃんと社会人としてやっていけるか」自信がなかったのですが、「そもそもやっていけそうになければ受からないはずだ」と考え直し、受けるだけ受けてみることにしました。

また、「管理薬剤師候補」という案件があることも知らなかったので、また平薬剤師からやり直しになって年収が極端に減ることもないと知り、とても安心したのを覚えています。

3件すべて内定!最後に私が下した決断は?

面接の結果、なんと私は紹介してもらった3件すべてから内定をいただくことができました!
マイナビの担当者さんが面接対策をしっかりしてくれたおかげだと思います。

最終的に、すべての提示された条件を並べて比較しました。

「うーん、企業は魅力的だけど……やっぱり年収がここまで下がるのはキツいか……」

散々悩んだ結果、私は企業の内定はお断りし、年収が高い方のドラッグストアへ入社することに決めました。

理由は、6年間私立の薬学部へ通い、親にさんざん苦労をかけて薬剤師になったのに、まだ自分の中で「学費の元はとれていない」気がしたからです。もうちょっと頑張って稼ぐまでは、企業への転職はお預けかな、という結論に至りました。

💡 マイナビ薬剤師を使ってよかったこと

「企業に行きたい!」というフワッとした希望だけでなく、マイナビ薬剤師さんにちゃんとした「調剤併設ドラッグストア案件(薬局案件)」も探しておいてもらって、本当に良かったです。選択肢があったからこそ、納得して決断できました。

後で調べてみたらやっぱり、マイナビ薬剤師は企業案件にそこそこ強いだけでなく、薬局・病院案件も結構強い(バランスが良い)エージェントみたいですね。

「企業に行ってみたいけど、何らかの理由で薬剤師としての働き方にも未練がある」という方は、両方の良いとこどりができるマイナビ薬剤師が絶対におすすめです!

〈企業転職を狙いつつ、薬局・病院の道もしっかり残すならマイナビ薬剤師!〉

薬剤師向けの転職サイトの中でも、「リクナビ薬剤師」は特に企業向けと言われています。一方で、求人数が薬剤転職エージェントNo.1の「薬キャリ」は若干企業よりも薬局・病院寄りという特徴があります。

マイナビ薬剤師は、まさにその中間です。

企業案件をしっかり狙いつつ、薬局・病院求人も豊富に持っているので、企業転職の滑り止め(保険)としての薬局選びも妥協せずに選ぶことができますよ!

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《企業転職を本気で考えるなら総合転職エージェントもおすすめ!》

リクナビ薬剤師やマイナビ薬剤師でも良いですが、もし「絶対に一般企業(製薬メーカーやCROなど)へ転職したい!」と本気で考えているなら、薬剤師特化ではない「総合転職エージェント」もおすすめです。

doda、リクナビNEXT、リクルートエージェントなどが有名ですね。

【転職エージェントの裏事情】

転職エージェントの報酬は、一般的に「転職者の年収×30%くらい」です。
つまり、薬剤師向けの転職エージェントからすると、年収が下がりがちな企業へ転職させるよりも、高年収が出やすい薬局業界へ転職させる方が単価が高くなるんです。そのため、さりげなーく薬局も受けさせようと誘導してくることがあります(笑)。

なので、「企業一本狙い!」という強い意志があるなら、dodaやリクルートエージェントなどの総合転職エージェントを利用する方が、純粋に企業求人をたくさん紹介してもらえるのでおすすめです。

総合転職エージェントの利用体験談は、以下のdodaのリンクからぜひご覧ください。

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dodaの利用体験談を読む

《薬局・病院への転職も迷っているならファルマ・スタッフの併用がおすすめ!》

もしあなたが「やっぱり薬局や病院への転職も捨てがたい…」と迷っているなら、マイナビ薬剤師のような大手エージェントだけでなく、ファルマスタッフのような特化型エージェントを併用することを強くおすすめします。

【大手と中小・特化型を併用する理由】

  • ✔︎ 大手が持っていないような隠れ求人を、特化型が持っていることがある。
  • ✔︎ 登録求人数が多すぎる分、大手は1件1件を深掘りできないことがある。
  • ✔︎ 大手は企業案件も多数持っているため、全国の薬局の店舗や病院にまで足を運ぶことができず、店舗レベルの人間関係や忙しさなどの裏情報を得られないことがある。
  • ✔︎ 大手の担当者は登録者数も多いため、1人1人にきめ細かく対応しきれないことがある。
  • ✔︎ 大手は公平性の観点から「できること・できないこと」のルールが多く、中小・特化型の方が柔軟に対応してくれる傾向がある。

▼ 病院・薬局転職におすすめの
薬剤師特化転職エージェント ▼

1

ファルマスタッフ

日本調剤グループが運営。コンサルタントが実際に職場に足を運んでいるため、現場のリアルな雰囲気や人間関係の裏事情まで詳しく教えてくれます。マイナス情報も伝えてくれる誠実さが魅力で、薬局選びで失敗したくない方に最適です。

2

ファーマキャリア

ただ求人を紹介するだけでなく、求職者の希望に合わせて求人を「創り出す(条件交渉する)」オーダーメイド型の提案が得意なエージェント。優秀なコンサルタントのみを採用しており、年収アップや細かな条件交渉を任せたい方にぴったりです。

3

レバウェル薬剤師

求人の「良いところ」だけでなく、「ネガティブな情報」も包み隠さず伝えてくれる誠実な対応が魅力。入社後のミスマッチを防ぐためのヒアリングが非常に丁寧です。初めての転職で不安な方にも寄り添ってサポートしてくれます。

楠木 かなえ

楠木 かなえ

薬剤師10年 企業経験2年 30代女性

薬剤師として現場で10年、その後企業(オフィスワーカー)として2年の経験を持つ30代女性。現在は派遣薬剤師として、様々な薬局と交流を深めながら薬剤師の転職支援や新しい働き方の提案を行っています。

現場と企業のハイブリッドな視点から、薬剤師の「新しい一歩」を応援します。

公式LINE「白衣の転機」にて 適職診断ツールを公開中

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